はじめに|闇雲に始めて挫折を繰り返していませんか

「よし、今日から本気でダイエットする!」
と勢いよく始めたものの、気づけば数週間で失速・・・泣
そんな経験、一度や二度じゃないという方も多いのではないでしょうか?
実は、ダイエットがうまくいくかどうかは、始める前の準備段階でかなり決まってしまいます。ここでは、指導の現場で必ず確認していた4つの項目を、誰でも自分一人でできるセルフチェックの形に整理しました。
ジムに入会する・しないに関わらず、ダイエットを始める前にぜひ一度確認してみてください。
なぜ「始める前の確認」が挫折を防ぐのか
いきなり食事制限や運動を始める人は多いのですが、自分の過去の傾向や生活リズムを把握しないまま突っ走ると、途中で無理が生じて挫折しやすくなります。逆に言えば、始める前に自分の傾向を知っておくだけで、同じ失敗を繰り返すリスクをかなり減らせるということです。難しく考える必要はありません。次の4つを、自分自身に問いかけてみるだけでいいんです。

セルフチェック①|今までのダイエット経験を振り返る
極端な糖質制限をした経験はないか(代謝低下・糖質への抵抗感のリスク)
過去に長期間、極端な糖質制限をした経験はありませんか?
長く極端な制限を続けていると、代謝が落ちてしまっていたり、糖質を摂ること自体に強い抵抗感を持ってしまっていたりするケースがあります。糖質は完全に断つものではなく、適正な量を摂ることがダイエット成功の秘訣です。
まずは自分が過去にどんな制限をしてきたか、振り返ってみましょう。
セルフチェック②|運動が好きか嫌いかを自覚する
嫌いなら無理に運動を組み込まなくていい、という考え方
運動が好きか嫌いか、これも意外と自覚していない人が多いポイントです。
好きならどんどん取り入れればいいですし、嫌いなら無理強いする必要はありません。
「痩せるためには運動が必須」という思い込みに縛られすぎず、自分の好き嫌いを正直に認めるところから始めましょう。嫌いなことを無理に続けようとするのが、挫折の一番の近道だったりします。
セルフチェック③|自分の生活リズムを把握する
決まった時間に食事がとれる生活かどうかを確認する重要性
仕事や家庭の都合で、食事の時間が毎日バラバラという方は少なくありません。
決まった時間に食事がとれるかどうかは、ダイエットの計画を立てるうえで重要な情報です。不規則な生活の中で、無理のある食事管理を計画してしまうと、実行できずに自己嫌悪だけが残ってしまいます。
まずは自分の生活リズムを客観的に把握しておきましょう。
セルフチェック④|目標体重と期間が現実的かを確認する
「〇kgを〇ヶ月で」の設定が無理をしていないか
「10kg痩せたい」と思ったら、「それをどのくらいの期間で達成したいか?」まで自分に問いかけてみてください。
「2ヶ月で頑張りたい、できると思う」という答えが出てきたら、少し立ち止まったほうがいいかもしれません。
短期間で大きく体重を落とすことは、体への負担が大きく、無理な食事制限や体調不良が背景にあるケースが多いとされています。
健康的に痩せようとすれば、そこまで急激な結果はまず出にくいものです。
目標と期間のすり合わせをしないまま突き進むと、思うように痩せない自分に腹を立てたり、必要以上に自分を追い込んだりすることにつながります。
目標と期間の設定に無理がないか、それでも頑張りすぎてしまっているサインについては、こちらの記事でも詳しく取り上げています。

極端な目標を譲らなかった方のエピソード
以前、「2ヶ月で10kg痩せたい」という目標を頑として譲らない方が相談にいらっしゃいました。
絶食に近い食事制限と激しい運動を組み合わせれば数字の上では届くかもしれませんが、それは命に関わるリスクがあり、体だけでなく心もボロボロになりかねないとお伝えしました。
それでも目標を変えるつもりはないとのことだったので、最終的にはその内容での指導はお引き受けできない旨をお伝えし、ご自身に合った方針のジムを探していただくことにしました。
無理な目標を掲げたまま突き進むことは、時に「指導を断られる」という結果にすらつながるのだと、この経験から実感しています。

4つのチェックが終わったら、次にすること

4つとも振り返ってみて、自分の傾向が見えてきたでしょうか?
過去の失敗パターンを知り、好き嫌いを認め、生活リズムを把握し、現実的な目標を設定する。
ここまで整理できていれば、あとは自分に合ったやり方を選んでいくだけです。
焦らず、自分のペースに合った方法を探っていきましょう。
まとめ|準備を整えることが挫折しないための最短ルート
ダイエットは、始める前の準備でその後の続けやすさが大きく変わります。
今回の4つのチェックリストは、特別な知識がなくても今すぐ自分一人でできるものばかりです。
闇雲に始める前に、まずは自分自身と向き合うところから始めてみませんか?